先週開催されたオープンスクールの卒業生講話において、
平成20年度に本校福祉コースを卒業した
児玉佐知子さんが話をしてくれました。
児玉さんは、僕が聖光高校に勤務して
1年目に入学してきた生徒で
初の教え子の一人になります。
初の担任で3年間、卒業まで担任をさせていただいたのは、
周囲の先生方の協力などに助けられまくってきたことが大きいです。
しかし、一番助けてくれたのは、
生徒達じゃないのかなぁって思います。
今回、卒業生講話をしていただいた、
児玉さんと話をしていく中で、
昔のことを想い出しましたので、
今回はその話を少しさせていただきます。
聖光に入学して、担任が新人…。
でも生徒達は、一生懸命になって学校生活に励んでくれました。
僕が彼らと学校生活を送る中で、特に印象深いのは
介護福祉士国家試験の受験対策講座です。
それまでの年は、平日の夜遅くまで残って国家試験対策!
というところまでは行えていませんでした。
何とか介護福祉士になってほしい!そんな想いでいた時に、
吉田先生(みのる先生)が進学コースの生徒に対して、
夜遅くまで学習指導していた姿を見て、
コレだ!
って思いました。
吉田先生に相談もして、
介護福祉士国家試験対策講座をやってやる!
と決意できたワケです。
そして生徒達は…
見事にやってくれました。
勉強が苦手な生徒でも、
夜遅くまで本当によく頑張ってくれました。
結果は…
合格した者もいれば、
不合格の者もいます。
しかし卒業後、
聖光に遊びに来た卒業生たち、もちろん児玉さんも、
みんなこう言ってくれます。
「あの放課後学習は、苦しかったけど、
みんなでやれて楽しかった!良い思い出です!」そして、児玉さんを始め、多くの福祉コース卒業生が、
タマゴの殻を破って、
介護福祉士として見事に巣立って活躍しています。
先週から現3年生は国家試験対策がスタートしました。
児玉さん達が始めてくれた学習会を
毎年後輩が見つめ続けて、
今年で4年目。
福祉コースの生徒は
「コレをやるのが当たり前」
にまでなりました。
君たちが始めてくれたものが、
聖光福祉の名物行事になってくれましたよ。
長々と失礼しました。
次回は、何と、勝手にブログ100回記念です!